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Vol.74 転職で年収アップ作戦

 転職理由の筆頭にあげられるのが給与問題。転職できてさらに収入もアップできれば言う事無しだ。今回は収入アップに繋がった勝因エピソードをご紹介しよう。

■業績のいい会社

「小さなソフトウエアハウスに勤務していました。仕事は大手メーカーのシステム開発の孫請け。求められるクオリティも高く、仕事も面白かったのですが、いかんせん孫請けでは給料は振るわず・・・。そのうち会社の業績が悪化したので転職。次は一段上がって下請け企業。孫から子に移動しただけでも給料アップになりましたが、それにしても前の会社の給料が安すぎたと実感」

 人材がいくら優れていても、土壌が悪ければ年収が低くなるとうことがある。そういう企業では昇給率も頭打ちだ。がんばって年収をアップというより、能力にあった金額を支払える企業を探せば、自然と年収がついてくるものと思われる。

■人手不足で困っている会社

「面接で向こうは採用前提。条件や他の会社への応募なんかを考えつつ即答を避けていたら、駆け引きモードだと受け取られたらしく『あなたには是非来てもらいたい』『舵取りができる人が欲しい』『給与もできる限り検討するから(希望額を)提示してくれ』とテレビショッピングのように畳み込まれた。後日色々調べたところ、長年契約社員と派遣だけで回していたせいか、人材が定着しないらしく困っていたようだ」

 ある意味、手っ取り早く交渉するには人手不足の会社が狙い目。が、人手が足りないということは、その原因に問題があることも。また人材欲しさに高給を謳う場合は、歩合制や契約制などを後で持ち出すこともあるので、その点のジャッジはシビアに。

■顧客をかかえて転職

「営業部長のOさんはそこそこのポジションなのに、今でも顧客の間をかけずりまわってモノを売るのが大好きという、根っからの営業マン。それが急に転職すると言う。新しい会社は聞いた事も無い、自然派食品の販売。なんでそんな会社に? とみんないぶかしんだが、後日Oさんの狙いが分かった。今までの顧客に転職の挨拶がてら、新しい会社の商品を勧め、すごい売り上げを記録。一躍トップ年俸を稼ぐ営業マンになったとか。同じ職種だったら顧客の取り合いになるからと、あえて別の業種を選んだらしい」

 営業マンやコンサルタントなどの転職の場合、スキルに加えて顧客獲得力は大きな魅力だ。ただし業務上の守秘義務や、個人情報保護の観点から難しい問題も含んでいる。顧客情報の取り扱いはくれぐれも慎重に。

必勝のための心得

一、業績が伸びている企業を狙え
一、人手不足の企業を狙え
一、転職に“手みやげ”は効果的。だが守秘義務や顧客情報の取り扱いには注意を


必勝の一冊!
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2007-05-15 11:17  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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