Vol.72 転職 若さ故の失敗
初めての転職、緊張しながらやってしまったあんな事、こんな事。今思い出しても顔から火が出て、穴があったら入りたい・・・。
今回は若い転職者がやらかしてしまった失敗をご紹介しよう。
「ガチガチに緊張していた面接。指示された通りに動くだけで頭がいっぱいで、指定された椅子に座って面接の応答なんかをイメトレしてた。
そこへ面接担当者が入ってきて、さらにその上司も入ってきて名刺交換ってことになったんだけど、相手が手にもった名刺をなかなか前に出さないし、こっちを凝視してくる。あれっと思ってたら、立って挨拶するのを忘れてた」(Sさん/販売)
名刺交換は無くても、人との挨拶は立ってするのが基本。他にも上座下座など、場数を踏むと慣れることでも、経験がない・知らないとなると無駄な緊張のモトになる。
こうしたビジネスマナーの失敗は、業種や業界によって受け止め方が違う。基本的に客前に出る仕事で新卒でないなら、細かくジャッジされると思った方がいいだろう。
「事務の欠員を転職雑誌で募集した時のこと。うちのような小さな出版社でも、マスコミ人気で結構な人が集まりすごい倍率に。大部分は不合格で一斉に文書でお知らせを送ったところ、その数日後に気の強そうな女の人が乗り込んで来た。しかも受付で声をあげて大暴れ。話を聞けば不合格にした応募者のお姉さんで『うちの妹のどこが気に入らない』だの『妹は高校出てからずっと苦労して働いてきたんだ!』などと口走ってカンカン。
こちらも倍率や経験者優遇の話を説明しているうちに、お姉さんも段々落ち着いてきて、最後には泣き出した。
親はすでに他界していて、気の弱い妹が転職先も見つからず落ち込んでいるのを見て、居ても立ってもいられなくなり、自分がなんとかしないととやって来た。でも、こういう時どうしていいのか分からず、つい声を荒げてしまったと。最後には非礼を詫びて頭を下げて帰った。大変だったけど、ちょっといい話風にホロっとした」(Kさん/出版)
これは極端な例だが、選考結果について問い合わせをしたり、採用後も勤務内容・時間について物申してくる“保護者”はわずかだがいる。しかし、じわじわと増える傾向にあるため、人事担当者の頭を悩ませているとも。
「転職セミナーに参加。ある企業のブースで説明を受けたのですが説明がとにかく長かった! 聞いているうちに『違うな』と思って後半は半分流してたけど、だんだん苦痛に。やっと説明が終わってブースから出てたところで、ある女の人と目があった。
男の人がほとんどの中で、女の人は私とその人だけ。年齢も近い。さらにエレベーターの中でも一緒になったので、つい親近感から
『××社のブースにいた方ですよね』
と話しかけた。
『長かったですね~。あの会社受けようと思ったんですけど、あの人上司になるんだったらちょっと考えちゃいました』
と続けたらその女性は微妙な顔で
『・・・私、そこの社員です』
参加者じゃなくて、スタッフだったんです。もう後は早くエレベーターが止まる事だけ考えてました」(Mさん)
セミナーが終わったからといってすぐに気を抜くのは厳禁。企業を訪問しているなら、建物を入った時から出るまで見られていると思った方がいい。むしろ気が抜けた時の方が、面接中は見せない姿が出る。
面接が始まる前や終わった後、対応にでた受付や事務のスタッフに、応募者の印象を聞く人事担当もいる。軽口をたたくなど危険極まりない行為だ。
一、第一印象は基本的なビジネスマナー磨かれる
一、“保護者”の問い合わせはご遠慮いただく
一、会社に入った時から、出る時までが面接です
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by 過去最高記録更新中!何もしないでなぜ儲かる!?秘密の方法を限定公開中。今すぐクリック! (2010-04-24 10:46)